看護師という職業は必ず、一人で成せるものではありません。チーム医療という言葉が指すように、看護師や医師、そしてさまざまなサービスや医療処置を提供するプロフェッショナル達がチームになり、患者さんにより良い治療を行うための取り組みがあります。ここで、看護師はチーム連携の重要な要となります。複数のスタッフが一人の患者さんを診ることになります。スムーズに現場を動かすためにも、特に看護師は、チームのメンバーの名前を覚えて、患者さんの前でもしっかりメンバーの名前を呼ぶことを意識しましょう。それは、相手にとっても「名前を覚えてもらえているんだ」と、安心と信頼を与えることにもなりますが、大切なのがそれを聞いていた患者さんが、早く医師や看護師の名前を覚えて、自分のリクエストを伝えやすくなりからです。最初は名前を覚えるのに時間がかかるかもしれませんが、「ポニーテールの○○さん」や、「黒ぶち眼鏡、医師、○○さん」のように、自分だけにわかるようなメモをとって覚えるのも近道になるためおすすめです。チームワークを良くすることで、コミュニケーションがとりやすくなり、さまざまな業務の確認もしやすくなります。そして結果的に、医療ミスを防ぐことにも繋がります。情報共有ができていれば、チームのメンバーのミスや足りないところのフォローにもまわることができるでしょう、このような取り組みの成果で、患者さんに、これから、より良い看護を提供することができるでしょう。